手結の港からまーっすぐに南へ行ったら、黒潮よ。

 春、黒潮の影響でぬくい潮が土佐湾に流れ込んだら、南の海から、わっせわっせいうて、魚の群れが入ってくるがよ。高知中の漁師さんが沖へ繰り出して、フィッシングシーズンの幕開けじゃあ!けんどこの時期の魚は、ちくと難しい。幸運なアングラーはカツオやキハダの群れに遭遇することもあるけんど・・・。まあ、日頃行ないのえい者だけやきん、期待し過ぎたらイカン。

 6月に入ると、あしの友達の浜口がシイラウケを設置して回る。あしの大の仲良し。ほんまに世話になりゆうがぜよ。シイラウケいうがは、要するに浮き魚礁、パヤオと呼ばれるもんじゃ。海底に沈めた砂利袋につながった長ーいロープの先にスチロールの浮きがついちょって、そこからロープで竹のイカダを浮かべる。竹の下にはヤマモモの枝がくくりつけられちょる。このロープ、浮き、タケ、ヤマモモは、小魚つまりベイトフィッシュの格好のすみかになって、それを食べるシイラやいろんな回遊魚もここで足を止めるわけじゃ。

 例年、梅雨明け頃にはメーターオーバーの群れが入りシイラゲームも絶好調!この時期を待ちかねたアングラーが、次から次へ海に繰り出して、新記録が出るがも、この時期ぜよ。2002年7月には信香丸の新記録が出た。明石市のしんちゃん、全長162センチ、又長132センチ、22キロ。おまんも、どうせやるならこれに挑戦してみいや!

 夏、船の上が焼けるばあ暑うなってきたら、黒潮に乗って土佐湾に現れるいろ〜んな魚種が狙えるがよ。楽しいぜ! シイラ、サワラ、キハダの子、カツオの子、ネイリ、ツムブリなど、キャスティングも面白いし、パヤオでのジギングもやってみてほしいネ!キャスティングするもん、ジグを投げてカウントダウンするもん、真下へ落としてしゃくるもん、何をやっても自由、自由。思いっきり楽しんでみいよ。ただし同船者を釣らんよう、気をつけて、できたらフックはバーブレス、ヨロシク!

 中でもサワラは太いがが来る。化けもんばあのがを狙うて、真夏〜秋口まで皆一生懸命ジグ沈めよる。これも巡り合わせじゃき、来るもんには来る。けんど来んもんにはひとっちゃー、来ん。代わりにリーダースパスパ切られて箱いっぱいジグ無くして帰るモンもおるぜー。

 例年12月頃まではシイラが釣れる。最近ではぺなぺな〜としたライトタックルやフライフィッシングでチャレンジするモンも多いぜよ。まさにゲームを楽しみゆうって感じでえいねえ!